こんにちは、よこい(36)と申します!
現在、母(72)と2人で暮らしています。母はアルコール依存症で、認知症です。
突然ですが、母に対して感謝の手紙を100日間送り続けることにしました。
母と私
実はあまり良い関係性を築けていませんでした。
幼少期、毎日パートと家事に追われていた母。よこいが一番嫌いだったのは、母の「突然不機嫌になっては数日間不機嫌なまま。そして理由は言わないところ」です。
不機嫌モードに突入すると、なにをするにも大きな物音をたて、「くそっ」「えぇい、イラつくのぉ」「クソッタレが」と何に対してかわからない文句をタラタラ。話しかけた時の返事は「おぉ」とか「知らんわ」とかばかり。
本人が理由を言わないので、幼いよこいは「きっと私か父に怒っているんだろうなぁ」と解釈。なるべく母と距離を取るようにしていました。
ただ、よこいにも機嫌というものはあるわけで。↑のような母の不機嫌に対し、ムッとすることもありました。しかし、そういう不機嫌顔をしていると母は決まってさらに不機嫌になるのです笑
「こっちの方が不機嫌なんじゃ!」ってところでしょうか。
なるべく母にご機嫌でいてほしかったよこいは、母の前では不機嫌を顔に出さないようになりました。
その結果。
感情をあまり外に出さない母曰く「なにを考えているのかわからへん気持ち悪い女」が爆誕!
…とほほ。
「産んでくれてありがとう」と伝えてみた
もともと関係性が良くなかったうえに、ここ数年でアルコール依存になった母。
24時間お酒を飲んでは、ローンを組んで購入した家を破壊(!)したり、「気持ち悪い女やのぉ」だとか「鬱陶しいんじゃよぉ」とか言ってきたり、急性アルコール中毒になって救急車を呼んだら隊員さんを蹴り飛ばしたり(申し訳なさすぎる)……。
「たぶんいつか母が死んでも私、泣かないんだろうなぁ」と思う程度には、よこいは母に対して無関心になっていました。
ところで、2024年7月。よこいは自己肯定感や自己受容のレッスンを受講してみることにしました。
幼少期、母をご機嫌にしてあげられなかったよこい。この歳になっても「自分はまわりにいる人を不幸にする」という思い込みを持っていたのです。
レッスンの中で師匠から出された課題に「お母様へ『産んでくれてありがとう。お母さんの娘でよかった』と伝えましょう」というものがありました。
(いやいや、そんな心にもないこと言えないよー!)
でも師匠は「思ってなくてもいいんです」「師匠に言われたから言う、ってくらいの気持ちでいいんです」とぐいぐい笑
じゃあまぁ口だけでも言ってみるか、と敬老の日にケーキを購入。いただきます、の前に母へ言ってみました。
「産んでくれてありがとうございます。お母さんの娘でよかったと思います」
本読みは得意なはずのよこい、とんでもない棒読みでした笑
母は少し照れたように「ありがとう。そんなにできた母親じゃないけどねぇ」と笑っていました。
これを報告すると師匠は
「そういう言葉が出るということは、お母様はずっと自分を責め続けてきたのでしょう」
と言いました。どうやら母は自分の不機嫌のせいで、よこいが感情抑圧人間になったことに気づいていて、ずっと後悔していたようなのです。
ほんまかいな…?(まだちょっと疑いの気持ち笑)
100日チャレンジスタート
師匠はさらに
「100日間これを伝え続けたら、よこいさんの人生は絶対に変わります。お母様の人生も」
と言いました。
あの棒読みをあと100回……?(苦笑) と思っていたら「口で伝えるのが難しいなら、手紙でもいいですよ」とのこと。
「えっ。じゃあ手紙にします」
どうせ毎日ホワイトボードに母の予定を書いているから、そのついでに書けばいいや。もともと趣味で小説を書いているので、文章を作るのは嫌いじゃないし。
(ホワイトボードの詳細については別記事にて…)
というわけで100日チャレンジスタートです!
この記事が、同じような境遇にいる皆さんの共感や安心感に繋がれば幸いです。